2020年度、労働基準監督署の監督指導により支払われた割増賃金額は69億円超

厚生労働省より、労働基準監督署が監督指導を行った結果、令和2年度に、不払いとなっていた割増賃金が支払われたもののうち、支払額が1企業で合計100万円以上である事案が公表されています。そのポイントをご紹介いたします。

【監督指導による賃金不払残業の是正結果(令和2年度)のポイント】

1.是正企業数 1,062企業(前年度比549企業の減少)

2.対象労働者数 6万5,395人(前年度比1万3,322人の減少)

3.支払われた割増賃金合計額 69億8,614万円(前年度比28億5,454万円の減少)

4.支払われた割増賃金の平均額は、1企業当たり658万円、労働者1人当たり11万円

 

前年度よりも是正企業数などは減少しておりますが、賃金不払い残業は発生しています。

詳しくはこちらをご参照ください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21200.html

 

※動画でも解説しました。

100万円以上の割増賃金の遡及支払状況

 

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