大野輝雄です。
(株式会社アクションパートナーズ、社会保険労務士)
パーソル総合研究所の調査によると、
https://rc.persol-group.co.jp/news/202209051000.html
賃上げに関して、
企業の経営者の63.0%が
「会社の成長なくして賃上げは難しい」と回答し、
「賃上げなくして会社の成長は難しい」の
6.4%を大きく上回った。
という結果が発表されています。
会社が成長して原資ができるから、社員の給料を上げるのか。
それとも、賃上げをして優秀な人材を確保したり
モチベーションアップを図って
会社を成長させていくのか。
どちらが先か正解はありませんが、
経営層は、「会社の成長が先だ」という結果になっています。
私はこの考えを理解することができます。
「会社を成長させてから社員の給料をアップさせたい」
と考えている経営者は多いです。
一方で、社員は、給料をアップしてくれたら
もっと頑張るのに、と考えている人も
中にはいると思います。
この部分が、
多くの会社で見られる
経営者と社員の意識のずれですね。
このベクトルを同じ方向に
向けることができたら
会社はますます発展するのでしょうね。
どうすればこのベクトルを
合わせることができるのか。
一番早いのは、
経営者が社員に直接話をすることです。
会社が成長することで、
社員の雇用が維持できて、
給料も上がって
みんなが幸せになるんだよ、
と伝えてみることは有効だと思います。
参考になれば幸いです。
またこのような情報をお届けいたします。