部門を超えて必要な知識・スキルを高めるには|クロスジョブ制度導入について

社会保険労務士の大野輝雄と申します。

社員さんに、もっと知識やスキルを高めてほしいと思わない人はいないですよね。

そのための取組についてご紹介します。

 

株式会社インテリジェント ウェイブでは、「クロスジョブ制度」という制度を導入しました。

「クロスジョブ制度」とは次の通りです。(同社HPより引用)

クロスジョブ制度導入
従来の兼業制度は、会社の命令により本務以外の職務をかけもつ制度で、本人の希望やキャリアプランに沿わないことや、作業工数の管理ができていないなどの課題がありました。
そこで、部門を超えてイノベーションに必要な知識・スキルを高める人財を育成することを目的として、クロスジョブ制度を導入しました。社員は、労働時間の20~30%を目安(所属部門と兼業先にて協議のうえ決定)とした社内兼業の希望を申告できるようになります。

 

本人の希望する他部署で仕事ができるということですね。

私は、サラリーマン時代は信用金庫に勤めておりまして、仕事を一通り経験することができました。

 

もう15年以上前の話で、記憶を呼びおこしてみますと...

最初は、預金の事務方(窓口の後方にいる人)、次に融資係、そして営業係。

とてもよかったと思うのは、それぞれの係の大変さや気持ちがやりがいなどがわかるんです。

だから、部署間での連携などは、私はスムーズにできるほうでした。

 

中小企業で、いろいろな職種を経験している人は多くないです。

営業なら営業、現場は現場、事務は事務、と同じ仕事をずっと続けていることが多いです。

それは業務に精通していくので、いい点もありますが、広がりにかけるところもあるように思います。

「製造現場と営業の関係がよくない、連携が悪い」など部署間の風通しがよくないというお悩みはよく聞きます。

 

この「クロスジョブ制度」を導入すれば、そういうお悩みは解決するかもしれません。

そして違った経験をして、知識やスキルの向上が期待できます。

あなたの会社でも試してみてもいいかもしれません。

参考になれば幸いです。

 

詳しくはこちらをご参照ください。

https://www.iwi.co.jp/news/2022/01/post-9.html

 

※動画でも解説しました。

 

 

 

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