近畿経済産業局より、近畿圏における人材確保・定着に取り組む中小企業の成功事例が紹介されています。
和歌山県の株式会社白浜館様(サービス業)の事例です。
【取組内容とその効果】
・近畿経済産業局が大阪で開催している「天下一合説」等、県外の合同企業説明会に初めて参加したことをきっかけに、地元以外の若手や外国人材を正社員として積極採用するようになった。
・積極的な採用活動、社員寮や休日も使える食堂等、新しく入ってきた人材が働きやすい職場環境の改善により、若手同士のコミュニケーションが活発化し、人材の定着につながっている。
創業以来、地元の人を採用していた同社でしたが、人が集まらなくなり人手不足になっていました。
そこで、県外での企業説明会に参加するなど、地元以外の若手を採用するようになりました。
また、社員寮を設置したり、休日でも使える食堂を完備しており、働きやすい環境を整備できています。
若手同士のコミュニケーションが活発になり、定着率もよくなっています。
地元以外の人を採用するときに、社員寮があることは有利になりますし、休日に使える食堂があると、自然とそこで食事をしてコミュニケーションが深まっていくように思います。
採用力も定着率も上げることができる、素晴らしい取り組みだと感じました。
なにかのヒントになれば幸いです。
詳しくはこちらをご参照ください。
https://hatarakunarakinki.go.jp/mieruka_casestudies/
http://1.l-ork.jp/security/up/mieruka_wakayama_2.pdf
※動画でも解説しました。
この記事を書いた人

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大野輝雄社会保険労務士事務所 代表
株式会社アクションパートナーズ 代表取締役
社会保険労務士
一般社団法人 日本キャッシュフローコーチ協会 認定キャッシュフローコーチ
一般社団法人 採用定着支援協会 認定採用定着士
銀座コーチングスクール(GCS)認定プロフェッショナルコーチ
関西学院大学卒業、2007年に社会保険労務士として独立。大阪市内を中心に人事・労務についてのサポートやセミナー業務を行っている。同株式会社ならびに社労士事務所にて支援した企業は100社以上。大阪商工会議所、神戸商工会議所、堺商工会議所、高槻商工会議所等にてセミナー実績90回以上。
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