シニア社員のモチベーションを維持するために|大和ハウス工業様の事例

社会保険労務士の大野輝雄です。

本日は、「シニア社員のモチベーションを維持するためには」についてお話をします。

大和ハウス工業株式会社様から次のような発表がありました。

2022年4月1日、60歳で一律に設定されている役職定年を廃止し、給与などの処遇を改善することで、シニア社員のさらなる活躍を推進します。

 

今までは、

60歳での役職定年を適用するとともに、以降の給与・賞与は一定水準まで下がるなど、処遇が低下する設定になっており、シニア社員のモチベーションダウンや、高度な専門性を持つ社員の流出が生じていました。

ということでした。

60歳になったという理由だけで、給料が下がってしまうと、モチベーションを維持することは難しいと思います。実力のある人ほど、「自分を正当に評価してくれる会社に転職しよう」となりますよね。

それを防ぐために、

2022年4月1日より、年齢だけを理由とした60歳一律での役職定年や年収水準の下がる処遇体系を廃止し、60歳以降も役職任用や昇格の機会がある制度へと改定することでシニア社員の処遇改善を行います。

 

こういった取り組みをされています。すごくいいと思います。

高齢化社会となっていますし、ベテラン社員の経験が頼りになるときがあります。

人によっては、60歳を超えて、円熟していく方もいらっしゃるでしょう。

年齢だけではなく、その人のスキルを評価してあげること、とても大切になってきますね。

 

あなたの会社では、シニア社員のモチベーション維持ができていますか?

 

参考になれば幸いです。

またこのような情報をお届けいたします。

詳しくはこちらをご参照ください。

https://www.daiwahouse.com/about/release/house/20220331145051.html

 

※動画でも解説しました。

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