総合研究開発機構より、「第5回テレワークに関する就業者実態調査」が発表されています。
●2021年9月1週目時点の全国の就業者のテレワーク利用率は17%(東京圏は28%)となり、2020年6月以降は、ほぼ同水準で推移している。
●テレワークで仕事の効率が上昇する要因は、
第1位 テレワークにより、通勤や業務上の移動が減り、疲労しにくくなった
第2位 リモートでできる仕事が多い
第3位 自宅では、静かな部屋で、仕事により集中できる
※「その他・該当するものはない」を除く
仕事の効率が上昇する要因の第1位の「疲労しにくくなった」ということです。満員電車に乗って片道1時間かけて通勤している人の場合、往復2時間時間があくことになりますから通勤がないと、負担は軽くなりますね。
●テレワークで仕事の効率が低下する要因は、
第1位 リモートではできない仕事が多い
第2位 コミュニケーション方法が、メール、チャット、ビデオ会議などになり、コミュニケーションがとりにくくなった
第3位 テレワークにより、同僚・部下とのコミュニケーションが不足しがちになった。
ZOOMなどのビデオ会議が多くの会社で導入されて、移動しなくてもよくなって、効率があがるのは私も感じています。しかし、対面でのコミュニケーションも大切だなと感じるところがあります。ビデオ会議の場合、用事が終わったら終了で、その後の何気ない会話がないですね。コミュニケーションはリアルとオンラインを併用するほうがいいように思います。
あなたの会社では、テレワーク利用されていますか?
詳しくはこちらをご参照ください。
https://www.nira.or.jp/paper/research-report/2021/01.html
※動画でも解説しました。
この記事を書いた人

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大野輝雄社会保険労務士事務所 代表
株式会社アクションパートナーズ 代表取締役
社会保険労務士
一般社団法人 日本キャッシュフローコーチ協会 認定キャッシュフローコーチ
一般社団法人 採用定着支援協会 認定採用定着士
銀座コーチングスクール(GCS)認定プロフェッショナルコーチ
関西学院大学卒業、2007年に社会保険労務士として独立。大阪市内を中心に人事・労務についてのサポートやセミナー業務を行っている。同株式会社ならびに社労士事務所にて支援した企業は100社以上。大阪商工会議所、神戸商工会議所、堺商工会議所、高槻商工会議所等にてセミナー実績90回以上。
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