社会保険労務士の大野輝雄です。
2022年4月に女性活躍推進法が改正され、
女性の活躍について考えていく必要があります。
アデコ株式会社の調査によると、
管理職に昇進したきっかけは、
「上司からの打診があり、快諾した」が58.7%
「上司からの打診があり、仕方なく引き受けた」が25.5%
「自身の希望(自発的)」が11.9%となっています。
8割以上の人が、上司からの働きかけにより管理職になっています。
次に、今後さらに昇進したいと答えた人は、48.6%で、
「昇進、昇格したくない」と答えた人は51.4%で
昇進したくない人が過半数を超える結果になっています。
昇進、昇格に挑戦したくない理由は、
「ストレスが増えるから」「現在の職務で満足しているから」
「自分には向いていない」という理由が上位になっています。
それぞれ環境や考え方が違うので、「昇進したい!」という人ばかりではありません。
管理職になるとストレスが増えることも多いように思います。
「管理職になって部下の管理をするのは苦手で、
自分の仕事をきちんとこなしていくのが好きだ」という方もいます。
「女性の管理職を増やさなければ」という単純なことではなくて、
会社にとって社員にとって、どうすれば働きやすいのか、生産性が上がるのかなど、
考えていく必要がありますね。
参考になれば幸いです。
詳しくはこちらをご参照ください。
※動画でも解説しました。