近畿経済産業局より、近畿圏における人材確保・定着に取り組む中小企業の成功事例が紹介されています。
京都府のセブンシステム株式会社様(情報通信業)の事例です。
同社が取り組んだことは
・DX人材確保は困難であるため、新卒かつ文系の未経験者の採用に方向転換。IT業界のイメージから応募者確保に苦戦をしていたが、オンライン合同企業説明会に参加し大量採用に成功。
DX人材は、母数が少ないうえに、採用したい会社が多いので、採用することは難しいです。
そこで、「新卒かつ文系の未経験者」を採用することにしました。
未経験者を採用するときに大切なことは、
「未経験でも仕事ができるようになります」ということを説明することです。
それは、教育体系や、既存社員の方の経験談が効果的です。
同社では、説明会に若手社員に参加してもらう、座談会の開催、職場見学など、
未経験でIT業界に興味がない人に対しても、入社するハードルを下げる取組をしています。
また、実際に既存社員の半数は未経験からのスタートであることを伝えるなど、
「未経験の人でも仕事ができるようになる」というメッセージを発信しています。
昨年は8名の参加者に対して、4名の採用に成功したとのことです。
DX人材確保は難しいので、未経験の若手に採用ペルソナを設定して、
その人たちの不安を解消するような取組やメッセージを発信することで、
採用成功できたという事例です。
なにかのヒントになれば幸いです。
詳しくはこちらをご参照ください。
https://hatarakunarakinki.go.jp/mieruka_casestudies/
http://1.l-ork.jp/security/up/mieruka_kyoto_2.pdf
※動画でも解説しました。